2012年8月28日火曜日

aws 触ってみた

Amazon EC2 料金表

Available Instance Types (メモリ、CPU、ネットワーク帯域)

クラウドサービスなので、CPUがどの程度の能力なのかわかりにくい。
一応、マイクロインスタンスを1とした基準となっている。
また、cpuinfoなどで、物理的なCPU情報を確認できるので、使っていくうちに、感覚的にわかってくるはず。
CPUの能力はECU という単位で表記されている。
(かなり、ざっくりしたものだけど)

Webサービス用に使えそうなインスタンス
インスタンス名メモリCompute UnitsCPUNetworkAPI Name
マイクロインスタンス
エクストララージ615 MiBUp to 21Very lowt1.micro
High CPUインスタンス
エクストララージ7 GiB208 (2.5 ECUs each)Highc1.xlarge
スタンダードインスタンス
エクストララージ15 GiB84 (2 ECUs each)Highm1.xlarge
スタンダードインスタンス (第2世代)
M3エクストララージ15 GiB134 (3.25 ECUs each)Moderatem3.xlarge
M3ダブルエクストララージ30 GiB268 (3.25 ECUs each)Highm3.2xlarge

マイクロインスタンスは1年間無料なので、開発、ステージング用。
2012年12月 スタンダードインスタンスの第2世代(M3)が追加。パフォーマンスは約5割り増し


SDK (HTTPのWebAPI)
Python (boto)
Ruby
PHP
Javascript (サーバーサイド、ブラウザ上でもOK)

仕方ないが、PHP (Javaも)に力を入れていて、PythonSDKはコミュニティーで開発されている感じでしょうか。 (WebAPIなので、あまり問題ではないかもしれませんが)


勝手に感想

AWSの強み
短時間の使用では、コスト面で圧倒的に有利
全ての操作をAPI経由で実行できるので、サーバーを準備する時間を大幅に減らせる。

弱み
インスタンスのCPUパワーが結構、貧弱。
長時間のサーバー運用では、おそらく割高になる。


・特定の時間だけ、特定の時期だけサーバーが必要な場合
・最初から、多数のサーバーを用意する時間(お金?) が無い場合
には、特に力を発揮するサービスだと思います。

・先日(2012年12月)、ニフティークラウドを少し触らせてもらえる機会がありました。
サーバーインスタンスとロードバランサーしかない状況ですが、料金的には、いいかんじにおさまりそうでした。 (料金表ではAWSより割高ですが、CPUはそんなに非力ではなさそうだったので)
あと、ネットワークではどこにも負けないといっていました。(プロバイダーですしね。)