Available Instance Types (メモリ、CPU、ネットワーク帯域)
クラウドサービスなので、CPUがどの程度の能力なのかわかりにくい。
一応、マイクロインスタンスを1とした基準となっている。
また、cpuinfoなどで、物理的なCPU情報を確認できるので、使っていくうちに、感覚的にわかってくるはず。
CPUの能力はECU という単位で表記されている。
(かなり、ざっくりしたものだけど)
Webサービス用に使えそうなインスタンス
インスタンス名 | メモリ | Compute Units | CPU | Network | API Name |
---|---|---|---|---|---|
マイクロインスタンス | |||||
エクストララージ | 615 MiB | Up to 2 | 1 | Very low | t1.micro |
High CPUインスタンス | |||||
エクストララージ | 7 GiB | 20 | 8 (2.5 ECUs each) | High | c1.xlarge |
スタンダードインスタンス | |||||
エクストララージ | 15 GiB | 8 | 4 (2 ECUs each) | High | m1.xlarge |
スタンダードインスタンス (第2世代) | |||||
M3エクストララージ | 15 GiB | 13 | 4 (3.25 ECUs each) | Moderate | m3.xlarge |
M3ダブルエクストララージ | 30 GiB | 26 | 8 (3.25 ECUs each) | High | m3.2xlarge |
マイクロインスタンスは1年間無料なので、開発、ステージング用。
2012年12月 スタンダードインスタンスの第2世代(M3)が追加。パフォーマンスは約5割り増し
SDK (HTTPのWebAPI)
Python (boto)
Ruby
PHP
Javascript (サーバーサイド、ブラウザ上でもOK)
仕方ないが、PHP (Javaも)に力を入れていて、PythonSDKはコミュニティーで開発されている感じでしょうか。 (WebAPIなので、あまり問題ではないかもしれませんが)
勝手に感想
AWSの強み
短時間の使用では、コスト面で圧倒的に有利
全ての操作をAPI経由で実行できるので、サーバーを準備する時間を大幅に減らせる。
弱み
インスタンスのCPUパワーが結構、貧弱。
長時間のサーバー運用では、おそらく割高になる。
・特定の時間だけ、特定の時期だけサーバーが必要な場合
・最初から、多数のサーバーを用意する時間(お金?) が無い場合
には、特に力を発揮するサービスだと思います。
・先日(2012年12月)、ニフティークラウドを少し触らせてもらえる機会がありました。
サーバーインスタンスとロードバランサーしかない状況ですが、料金的には、いいかんじにおさまりそうでした。 (料金表ではAWSより割高ですが、CPUはそんなに非力ではなさそうだったので)
あと、ネットワークではどこにも負けないといっていました。(プロバイダーですしね。)